福祉住環境コーディネーターとは

福祉住環境コーディネーターとは、
高齢者や障害者などに対し、
バリアフリーで住みやすい住環境を提案するアドバイザーのことです。

 

以前は、福祉とは、経済給付や地域から切り離して収容保護する事というように考えられていました。

 

しかし、現在は、ノーマライゼーションの考え方が普及し、
障害を持つ人も地域や自宅で、
健常者と一緒に生活できる環境づくりをしようという考え方に
福祉施策も変わっています。

 

ノーマライゼーションとは、
障害者や高齢者など、社会的に不利を受けやすい弱者が、
社会の中で他の人と同じように生活し、
活動する事が本来あるべき姿であるという考え方です。

住環境の整備によって得られるメリットとは

住環境の整備によって得られるメリットとは、いろいろあります。

 

たとえば、自立した生活を送る事ができるようになるため、
精神的な自立が可能になります。

 

また、精神的な自立により、
生活に対する意欲の増進につながるため、
活き活きとした生活を送る事ができるようになります。

 

そして、介護者の負担を減らす事ができたり、
介護自体からの解放につながります。

 

さらに、本人の生活に対する意欲の増進と、
介護からの解放や介護量の軽減によって、
円滑な家族関係を図る事ができます。

社会福祉の歴史とニーズの変化

日本の社会福祉制度は、終戦直後の昭和20〜30年代にかけて
形作られました。
終戦直後は、戦災によって被害・障害を負った人たちを救済するための
「児童福祉法」、「身体障害者福祉法」、「生活保護法」など、
社会福祉に関する法律が相次いで制定されています。

 

昭和26年(1951年)には、福祉六法をはじめ、
組織の仕組みや運営の在り方など、
全ての分野の社会福祉事業に共通する事柄が
「社会福祉事業法」によって定められています。

 

このような社会福祉制度の基盤そのものは不変ですが、
時代と共に、社会福祉の対象者は大きく変わってきています。

 

社会福祉制度が始まった頃は、経済的困窮者などの
特定の人たちが社会福祉の対象でした。

 

しかし、現在は、「少子化」、「高齢化」、「女性の社会進出」、
「核家族化」などの進行に伴い、社会福祉に対する
国民のニーズが多様化しています。

 

これに伴い、全ての人が社会福祉の対象になっています。